消防設備点検を実施した後、
「不具合を指摘されたけど、どうすればいい?」
「すぐに修理しないといけないの?」
「是正工事って何をするの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
消防設備点検では、設備の状態によって不具合が見つかることがあります。しかし、指摘を受けたからといって慌てる必要はありません。
今回は、消防設備士の立場から、消防設備点検で指摘を受けた後の流れや是正工事について詳しく解説します。
消防設備点検で「指摘」とは?
消防設備点検では、建物に設置されている消防設備が正常に機能するかを確認します。
その結果、次のような不具合が見つかることがあります。
- 誘導灯が点灯しない
- 感知器が正常に作動しない
- 消火器の使用期限が過ぎている
- 非常ベルや受信機に異常がある
このような状態は、点検結果報告書に「不良」や「指摘事項」として記載され、設備を正常な状態へ戻すための対応が必要になります。
指摘を受けたら、まず何を確認する?
消防設備点検で指摘を受けた場合は、まず次の内容を確認しましょう。
- どの設備に不具合があるのか
- どのような状態になっているのか
- 修理と交換のどちらが必要なのか
- 早急な対応が必要なのか
指摘内容によって、必要な対応や優先順位は異なります。
点検結果報告書を受け取っただけでは分かりにくい場合もあるため、点検業者から不具合の場所や状態、必要な対応について説明を受けることが大切です。
指摘を受けたらすぐに修理しなければならない?
指摘内容によって、対応の緊急度は異なります。
軽微な不具合もありますが、火災時の避難や初期消火、火災の早期発見に関わる設備については、できるだけ早めに改善することが重要です。
例えば、次のような不具合は安全性に大きく関わります。
- 感知器が作動しない
- 非常ベルが鳴らない
- 誘導灯が停電時に点灯しない
- 消火器が使用できない状態になっている
そのまま放置せず、まずは消防設備業者へ相談し、必要な対応を確認しましょう。
是正工事とは?
是正工事とは、消防設備点検で見つかった不具合を改善し、設備を正常な状態へ戻すための修理や交換工事です。
主な是正工事には、次のようなものがあります。
- 誘導灯や非常照明の交換
- 感知器の交換
- 消火器の交換
- 発信機やベルの修理・交換
- 配線の修繕
- 受信機の部品交換や改修
不具合の状態によって、部品交換で対応できる場合もあれば、設備本体の交換が必要になる場合もあります。
是正工事の一般的な流れ
消防設備点検で不具合が見つかってから、是正工事が完了するまでの一般的な流れは次のとおりです。
- 点検結果と不具合内容を確認する
- 修理・交換方法を検討する
- 是正工事の見積りを確認する
- 工事日程を調整する
- 是正工事を実施する
- 工事後の作動確認を行う
不具合の内容や使用する部材によっては、部品の取り寄せや追加調査が必要になることもあります。
是正工事の見積りで確認したいポイント
是正工事の見積りを確認する際は、金額だけではなく、次の内容も確認しましょう。
- 対象となる不具合箇所
- 修理または交換する設備
- 使用する機器や部材
- 作業内容
- 追加費用が発生する条件
- 工事後の作動確認が含まれているか
内容が分かりにくい場合は、見積りを依頼した業者へ確認し、納得したうえで工事を進めることが大切です。
点検から是正工事まで対応できる業者を選ぶメリット
点検業者によっては、点検のみを行い、修理や工事は別の会社へ依頼しなければならない場合があります。
点検から是正工事まで一貫して対応できる業者であれば、次のようなメリットがあります。
- 点検時の状況を把握した担当者へ相談できる
- 別の工事業者を探す手間を減らせる
- 点検から工事までスムーズに進めやすい
- 設備ごとの状況に合わせた提案を受けやすい
見積りを依頼する際は、点検後の是正工事や設備交換まで相談できるか確認しておくと安心です。
プレヴセーフで対応できること
当社では、消防設備点検だけではなく、次のようなご相談にも対応しております。
- 消防設備の是正工事
- 消防設備の修理・交換
- 消防設備の新設工事
- 消防設備の増設工事
- 消防設備の改修工事
- 点検結果報告書の作成
- 必要な時期の消防署への提出代行
また、以下の資格を保有しております。
- 消防設備士 甲種1類
- 消防設備士 甲種4類
- 消防設備士 甲種5類
- 消防設備士 乙種6類
- 消防設備士 乙種7類
- 第二種電気工事士
専門用語だけで説明するのではなく、不具合の状態や必要な工事内容をできる限り分かりやすくご説明することを心掛けています。
概算見積りの相談はできる?
是正工事の費用は、不具合の内容や設備の種類、使用する部材、作業時間などによって異なります。
正式な見積りには現地確認が必要になる場合がありますが、点検結果報告書や不具合箇所の写真、設備情報などをご共有いただければ、内容によっては概算見積りをご案内できる場合があります。
「まずは費用感だけ知りたい」という場合も、お気軽にご相談ください。
まとめ
消防設備点検で指摘を受けた場合は、まず不具合の場所や状態、必要な対応を確認することが大切です。
指摘を受けた後は、一般的に次の流れで対応します。
- 不具合内容を確認する
- 修理や交換方法を検討する
- 是正工事の見積りを確認する
- 工事を実施して正常な状態へ戻す
点検から是正工事まで対応できる業者へ相談することで、不具合の確認から工事完了までスムーズに進めやすくなります。


