建物を管理していると、
消防点検の案内や報告を受けることがあります。
ただ、
・「内容がよく分からない」
・「どこを確認すればいいの?」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
消防点検は法律で決まっているものですが、
ポイントを知っておくだけで管理の負担はかなり減ります。
今回は、消防設備士の立場から
管理会社やオーナーが知っておきたい消防点検のポイントをまとめます。
■消防点検は建物管理の基本
消防点検は、建物に設置されている消防設備が
正常に使える状態かどうかを確認するための点検です。
対象になる設備には、
・消火器
・自動火災報知設備
・誘導灯
・避難器具
などがあります。
これらは火災時の安全に関わるため、
定期的な点検と消防署への報告が必要になります。
■管理会社・オーナーが確認しておきたいポイント
消防点検の際に、特に確認しておきたいポイントがあります。
「点検の実施時期」
消防点検は定期的に行う必要があります。
建物の用途や規模によって
年1回または年2回の点検が必要になります。
スケジュールを把握しておくと、
急な対応に追われることが減ります。
■点検結果の内容
点検後には報告書が作成されます。
その中で確認しておきたいのは、
・不具合がある設備
・修理や交換が必要な設備
です。
すぐに対応が必要なものかどうかを
業者と相談しながら判断することが大切です。
■設備の更新タイミング
消防設備には寿命があります。
例えば、
・誘導灯
・感知器
などは、長期間使用していると
不具合が発生しやすくなります。
点検結果を見ながら、
更新のタイミングを検討することも管理の一部です。
■点検をスムーズに進めるコツ
現場目線でいうと、
点検をスムーズに進めるためには次の点が大切です。
・設備の位置を把握しておく
・点検日程を事前に共有する
・不具合の対応方針を決めておく
こうした準備があるだけで、
点検はかなりスムーズになります。
■現場から見て感じること
消防点検は、
「やらなければいけない作業」と思われがちです。
ただ実際には、
建物の安全状態を確認する大切な機会でもあります。
点検をうまく活用することで、
トラブルの予防にもつながります。
■まとめ
管理会社やオーナーが知っておきたいポイントは、
・消防点検は定期的に実施する必要がある
・点検結果の内容を確認する
・設備更新のタイミングを把握する
この3つです。
難しく考える必要はありませんが、
基本的なポイントを知っておくだけでも
建物管理はかなりやりやすくなります。

